このラブホテルは前回も来たところ(相手としても専用のようだ)で、枕元にバイブがあったので、前回同様僕の指や舌による愛撫が一段落し終わった後、そのバイブを一番弱い振動から始め、乳首、クリトリスを攻めていった。
「あー、ダメ、ダメ」
本当は欲しいのに、拒否る姿が何とも言えない。
勃起したクリトリスに、振動を強くして当てると、
「あー、イク、イクー」
と、腰を浮かせながら、ビクン、ビクンと撓(しな)ってしまった。
残念なことに、生理中なので、膣壁を守るため、指を入れたり、舐めたりは遠慮した。
僕も正直血液関係は嫌いなので、とりあえず、相手のイク姿さえ見られればいいかなと。
とはいえ、せっかくなので、ペニスにコンドームを付けて挿入。
相手は、男がコンドームをするというところをはっきり見ないと安心できない程神経質だが、それは大事なことである。
こちらは、コンドームが外れることや破れることに神経質なのだが。
正常位で挿入し、ピストン運動をしながら、振動したままのバイブをクンニングスに当てると、
「あー、またイクー」
と、叫びながら相手のヴァギナが僕のペニスを締め付けてくるのが、コンドーム越しでも分かった。
結局、僕はイケなかったが、やはり相手が生理だからであろうか、ペニスを挿入すること自体怖かったかもしれない。
ペニスをヴァギナから抜くと、コンドームが赤く染まっており、シーツも鮮血で汚れてしまった。
相手の唇に特徴があり、結構厚いので、その唇にフレンチキス(ディープキスはさせてもらえない)をして、独特のムニュっという感触を味わいながら終わった。