転勤で、人生を変えた
- 2018/11/25
- 19:00
彼女は、悲しそうな顔をしていたが、まあ、すぐに金が入らなくなるからだろう。
金の切れ目は縁の切れ目。
当時は携帯電話が普及して間もなく、通話料も、ダイヤルQ2並みだったから、購入出来ず、もっぱら、公衆電話から、彼女の実家に電話するくらいだった。
しかし、なかなか、声を聞くことすら出来なかった。
これで、終われば、全て、終わりだったのだが、諦めきれなかった。
たまには、電話に出てくれることもあったが、上の空のような感じだった。
そして、何を思ったか、5年勤めた会社を辞めて、転職し、新たにアパートに入り、彼女と同棲することに決めた。
僕が23歳、彼女が19歳の時。
そして、彼女の成人式に、衣装代を全部出すことにして。
本当に、あの頃の僕は、頭がおかしかった。
しかし、あれがなければ、今がない。
金の切れ目は縁の切れ目。
当時は携帯電話が普及して間もなく、通話料も、ダイヤルQ2並みだったから、購入出来ず、もっぱら、公衆電話から、彼女の実家に電話するくらいだった。
しかし、なかなか、声を聞くことすら出来なかった。
これで、終われば、全て、終わりだったのだが、諦めきれなかった。
たまには、電話に出てくれることもあったが、上の空のような感じだった。
そして、何を思ったか、5年勤めた会社を辞めて、転職し、新たにアパートに入り、彼女と同棲することに決めた。
僕が23歳、彼女が19歳の時。
そして、彼女の成人式に、衣装代を全部出すことにして。
本当に、あの頃の僕は、頭がおかしかった。
しかし、あれがなければ、今がない。