40代男の性活日記

知り合った人とは、もう二度と会おうとは思わなかったが、その日の直後、僕の加入電話に、留守電が入っていた。

それは、あの音信不通だった彼女からの電話である。




いろいろ考えたが、かけ直すことにし、彼女から

「彼女出来た？」

という一声だった。


もし、知り合った人と付き合っていたら、今の僕はない。


違う人生を歩んでいただろうし、こうやって、ブログを通じて、皆さんとお会いすることもなかっただろう。


彼女は、とりあえず会いたいということだった。


これは、運命の糸がつながっていたと察し、今までの嫌なことは忘れて、彼女の方に気持ちを持っていくことにした。


正直、モテない男って、女を捨てることは出来ない。


とはいえ、音信不通だった彼女は、あの当時としては、「恋人としての彼女」ではない。


ただ、まあ、久しぶりに会うという感覚だ。


そして、2年ぶり位に会って、最初は、敬語が出てしまい、なんか他人に近くなったような会話になってしまったが、そのうちに打ち解けてきた。

もともと、その時の職場をやめて、地元に戻る決意をしていたその矢先に、地元にいる彼女からの電話。


これは、いいタイミングだと思い、その流れに沿っていくことにした。


ただ、残業ながら、彼女からの言葉は、

「金を貸してほしい」

ということだけだったようである。