長年連れ添った妻との出会いは、彼女が17歳で、最初はデートから。
彼女はバイトをしていたが、金のことは何から何まで、僕持ちだった。
僕らの世代に、割り勘をする人は、少数派で、普通は男がおごるのが、当たり前だった時代だったと思う。
男は女に媚び、歩道は、車道側に男が立ち、迎えに来てと言われれば、すぐに迎えに行き、移動手段は、タクシーなんてザラだった。
愛読書は、「ポパイ」。
初めてのセックスは、20万円支払った。
驚くかもしれないが、あのころは、バブル真っ只中(といっても、僕の勤務先は、中小企業)、貯金もあったので、あとは、世間知らずだったのもあるが、そんなに払っても、痛くも痒くもなかった。
金さえあれば、何でも出来ると勘違いしていた時代。
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