40代男の性活日記

相手が、電話に出ると、ご家族が病院に運ばれたという。

どうも、相当悪いらしい。



だから、僕は、早く帰った方がいいといってあげた。


相手のご家族が、危篤ならば、僕とのセックスどころではないだろう。

こちらも、セックスする気など、失せてしまった。


相手も、こちらに気を遣いつつも、震えていた。


僕と会った服ではなく、一旦家に帰り、着替えて行くといったので、それはダメだ、そのままの格好で行かなきゃといってあげた。


そのご家族は、ご高齢であるが、正月に(この時僕と会ったのは、正月から半年以内)会った時は元気で、結構可愛がられたと涙を流しながら昔話をしたが、そんなことはどうでも良い。

早く、ご家族の元に行ってくれと。


本来相手といる分の金は払ったが、実際は、その半分もいなかっただろうか。

別に、返金してもらおうなど思わない。


駅まで、一緒に帰り、駅からはお互い違う方向だったが、心配なので、途中でメールを入れることにした。


しばらくして、返信があり、命は取り止めたようだった。